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年金生活で固定費を見直すなら、最初に見る3つの数字!!

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物価高のニュースを見るたびに、私は胸の奥が少し重くなります。

「また上がるのか」,「年金だけで、この先どこまで持つのか」
「子どもたちに迷惑をかけずに暮らせるのか」。

こんな不安は、年齢を重ねるほど現実味を帯びてきます。

物価高のニュースを見るたび、年金生活の先が心配になる

スーパーで同じ品物を買ったのに、会計が以前より高い。電気やガスの請求書を開くと、使い方を大きく変えた覚えがないのに負担が増えている。

そんな小さな驚きが重なると、「年金だけでこの先も暮らしていけるだろうか」と不安になります。

私も70代になり、お金の減り方に敏感になりました。若いころなら、足りなければ働く時間を増やすという考え方もできました。今は同じようにはいきません。体力にも時間にも限りがあります。

大きく増やす方法を追いかけるより、知らないうちに出ていくお金を止めるほうが、自分の暮らしには合っていると感じています。

総務省統計局が2026年6月19日に公表した2026年5月分の消費者物価指数では、総合指数が前年同月比1.5%上昇、生鮮食品を除く総合指数が同1.4%上昇しています。

数字だけを見ると急激な上昇ではないように感じるかもしれません。しかし、すでに値上がりした価格の上に、さらに上昇が重なっていることは忘れられません。

参考: 総務省統計局 消費者物価指数 2026年5月分

総務省の家計調査では、2026年4月の二人以上世帯の消費支出は1世帯当たり328,969円でした。これは年金生活者だけの平均ではなく、すべての家庭にそのまま当てはまる数字でもありません。

それでも、毎月の暮らしにまとまったお金が必要であることは分かります。

参考: 総務省統計局 家計調査 2026年4月分

物価高のニュースを見て、食費を急に削ったり、暑い日にエアコンを我慢したりする必要はありません。先に確認したいのは、毎月自動的に出ていく固定費です。一度見直すと、その効果が翌月以降も続く可能性があるからです。

この記事では、年金生活で固定費を見直すときに、私が先に確認したいと思った3つの数字を整理します。家計簿を完璧につけていない人でも、通帳とカード明細があれば始められます。

私がお金の数字を見るのを避けていた理由

私は過去にSNS投資詐欺で約500万円を失いました。固定費の記事と投資詐欺は別の話に見えるかもしれません。しかし、私の中ではつながっています。

大きなお金を失った後は、通帳の残高を見ること自体がつらくなりました。「あのとき断っていれば」「家族に相談していれば」と後悔が戻ってくるからです。

毎月の生活費を細かく調べると、自分の失敗をもう一度突きつけられるような気持ちもありました。

けれど、数字を見ない間も支払いは止まりません。スマホ料金、インターネット料金、保険料、電気代、ガス代、動画やソフトの利用料は、決められた日に引き落とされます。

見ないことで気持ちは一時的に楽になっても、家計は少しも楽になりませんでした。

そこで私は、「全部を一度に直そうとしない」と決めました。家計簿を一円単位で合わせることもやめました。最初に見るのは3つだけです。

  • 1つ目は、毎月必ず出ていく固定費の合計。
  • 2つ目は、年金やその他の収入から固定費を引いた残り。
  • 3つ目は、固定費を12倍した年間総額です。

この3つなら、難しい計算は要りません。数字を出したからといって、すぐ契約を解約する必要もありません。今の家計がどうなっているかを知るための数字です

1つ目の数字は「毎月の固定費合計」

固定費というと、家賃や住宅ローンを思い浮かべる人が多いでしょう。年金生活では、それ以外にも毎月または毎年、ほぼ決まって出ていく支払いがあります。

住まいに関する費用、電気・ガス・水道、スマホ、固定電話、インターネット、生命保険、医療保険、自動車保険、新聞、動画配信、クラウド保存、アプリ、カード年会費、町内会費、車の駐車場代などです。

ここで悩みやすいのが、電気代やガス代のように毎月金額が変わるものです。厳密には変動費の面もありますが、生活する限り支払いが続くため、固定費を見直す作業では一緒に確認して構いません。

直近1か月だけでなく、できれば過去12か月の平均を使うと、夏や冬の偏りを減らせます。

最初の作業は、通帳とクレジットカード明細を3か月分並べることです。同じ名前の引き落としに印を付けます。

年払いの保険料や会費もあるので、1年分の明細が見られるなら、さらに見落としが減ります。

何の支払いか分からない項目が出てきても、自分を責める必要はありません。

私も、登録したことを忘れていたサービスや、使っていないのに支払いだけ続いていたものがありました。スマホやパソコンを使って仕事をしていると、月額数百円から数千円のサービスが増えやすくなります。

たとえば、スマホとインターネットで月12,000円、保険料が月18,000円、光熱水費の平均が月25,000円、サブスクが月4,000円、車関連の月平均が20,000円なら、これだけで79,000円です。

住居費を加えれば、固定的に出ていく金額はさらに増えます。

参考: 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

合計を見て驚いても、その場で解約ボタンを押さないでください。契約期間、解約金、保障内容、家族への影響を確認してから判断します。最初の目的は削ることではなく、知ることです。

固定費一覧に入れたい項目

紙に書くなら、「項目」「月額」「年額」「契約先」「次回確認日」の5列があれば十分です。年払いのものは12で割って月額を出し、月払いのものは12倍して年額を出します。

契約先が分からなければ「要確認」と書いて残します。空欄のまま忘れるより、後で調べる場所が分かります。家族と一緒に確認する場合も、この一覧があると話しやすくなります。

2つ目の数字は「収入から固定費を引いた残り」

固定費の合計が分かったら、次は年金や副収入から固定費を引きます。

たとえば、夫婦の年金やその他の収入が月22万円で、固定費が月13万円なら、残りは9万円です。この9万円から食費、日用品、医療費、交通費、冠婚葬祭、家の修理などを支払います。

収入が22万円あるという数字だけを見ると、何とか暮らせそうに感じるかもしれません。けれど、自由に使えるお金は22万円ではありません。固定費を引いた後にいくら残るかが、毎月の暮らしやすさを左右します。

私はここを見ないまま、「今月は出費が多かった」と考えていました。しかし、毎月赤字になる原因が特別な買い物ではなく、固定費の重さにある場合もあります。

食費を数千円削っても、使っていない契約が月数千円残っていれば、努力が報われにくくなります。

残った金額から、食費などの変動費を引いて赤字になるなら、貯金から補うことになります。月2万円の赤字でも、1年では24万円、5年では120万円です。病気、家電の故障、住宅修理が重なれば、取り崩す速度はさらに上がります。

反対に、固定費を月8,000円減らせれば、年間で96,000円です。大きな投資で増やした金額ではありませんが、危険を取らずに家計に残せる可能性があります。

私はお金を失った経験があるからこそ、「減らさなくてよいお金を残す」価値を強く感じます。

残額が少なかったときの考え方

残額が少なくても、すぐに生活が破綻するという意味ではありません。貯金、持ち家、家族構成、医療費、働き方によって状況は違います。

見るべきなのは、毎月同じくらい不足しているか、特定の月だけ不足するかです。毎月不足するなら固定費の見直しを優先します。

冬の光熱費や年払いの保険料で一時的に不足するなら、年間で予算を組む方法があります。

不安になったときほど、高利回りをうたう投資話や「簡単に稼げる」という副業広告に飛びつかないでください。

家計の不足を早く埋めたい焦りは、詐欺を見抜く力を弱めます。まず現状を数字で確認し、家族や公的な相談窓口にも相談できる形を作るほうが安全です。

3つ目の数字は「固定費の年間総額」

月額だけを見ていると、小さな支払いを見逃します。月980円なら「これくらい」と思いますが、1年では11,760円です。似た契約が5つあれば、年間で58,800円になります。

通信費が月12,000円なら年144,000円。保険料が月18,000円なら年216,000円。光熱水費の平均が月25,000円なら年300,000円です。3項目だけで年間660,000円になります。

もちろん、すべて不要な支出ではありません。スマホは家族との連絡や災害時の情報収集に必要です。保険も人によって必要な保障が違います。電気やガスは健康を守るために欠かせません。

年間総額を見る目的は、金額の大きい順に確認することです。年1万円の支払いを何時間も悩むより、年20万円を超える契約の内容を一度確認したほうが、家計への効果が大きい場合があります。

見直し候補には、次の3種類があります。

使っていないもの。使っているが契約が合っていないもの。必要だが、同じ内容でも料金差があるものです。

使っていないサブスクは解約候補です。データ量をほとんど使わないのに大容量のスマホプランなら、契約変更を検討できます。同じような保障が重なっている保険は、内容を整理する余地があります。

ただし、安い契約へ変えることでサポートが減る場合があります。70代の私にとって、困ったときに店舗や電話で相談できることは値段だけでは測れません。安さと安心の両方を見ます。

年金生活で見直しやすい固定費と、急いで削らない固定費

取りかかりやすいのは、使っていないサブスク、不要なスマホオプション、重複した会費です。暮らしへの影響が小さく、解約後に困る可能性も比較的低いからです。

通信費は効果が出やすい分野ですが、料金だけで決めないほうが安心です。通話時間、データ使用量、家族割、端末代の残り、解約金、店舗サポートの有無を確認します。

安いプランに変えても、操作で困り有料サポートが増えれば、思ったほど節約にならないことがあります。

保険は、急いで解約しない項目です。年齢や健康状態によっては、いったん解約すると同じ条件で入り直せません。

保障の重複、保険期間、入院給付、死亡保障、貯蓄とのバランスを確認します。保険会社や代理店だけでなく、複数の選択肢を比べられる窓口を利用する方法もあります。

電気代やガス代は、我慢で減らさないことが大切です。夏にエアコンを控えすぎる、冬に暖房を使わないといった節約は、体調悪化につながります。

資源エネルギー庁の省エネ情報を参考に、エアコンの設定、フィルター、冷蔵庫の詰め込み、照明、給湯など、負担の少ない場所から確認します。

車は地域によって必要性が大きく違います。千葉県の田舎で暮らしていると、買い物や通院で車が欠かせない場面があります。「車を手放せば安くなる」と簡単には言えません。

保険、車検、税金、ガソリン、駐車場を年額にし、使用頻度と代替交通を比べて考えます。

住宅関連費も慎重に扱います。修理を先延ばしにすると、後で費用が大きくなることがあります。リフォームや設備交換は複数社から見積もりを取り、急かす業者とはその場で契約しないようにします。

自分だけで抱えず、比較や相談を道具として使う

固定費を並べた後、「契約書を読んでも分からない」「どのプランが自分に合うのか判断できない」と手が止まることがあります。私も、通信や保険の細かな条件を一度に読むと疲れます。

そんなときは、自分だけで全部決めようとせず、比較サービスや相談窓口を確認の道具として使う方法があります。

そこで契約することを先に決めるのではなく、今の料金や保障が高すぎないか、ほかにどんな選択肢があるかを知るために使います。

たとえば通信費なら、直近3か月の請求額とデータ使用量を手元に置き、通信費比較サービスで同じ使い方をした場合の料金を一度比べてみます。

今のスマホ料金が高いかどうかだけでも、確認しておくと気持ちが軽くなります。

  • 通信費比較サービスで料金を一度比べてみる
  • 今のスマホ料金を確認する
  • 同じ使い方で通信費が変わるか調べる

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スマホ料金は、毎月の固定費の中でも見直しやすい支出です。すぐ乗り換える必要はありません。直近3か月の請求額とデータ使用量を見ながら、今の契約が高すぎないかだけ確認してみてください。

 

現在の契約より安い表示が出ても、端末代、解約条件、通話料、店舗サポートまで含めて確認してください。月額差だけで決めないことが、後悔を減らします。

保険料が家計を圧迫しているなら、現在の保険証券を用意し、保険見直し相談で保障の重複がないか確認する手もあります。

契約を急がず、今の保障を整理する材料として使います。

  • 保険見直し相談で保障の重複を確認する
  • 今の保険料と保障内容を整理する
  • 保険証券をもとに相談してみる

 

保険は急いで削るものではありません。けれど、保障が重なっていないか、今の年齢や暮らしに合っているかを確認するだけでも、家計の不安は少し整理できます。

「安い商品へ乗り換える」ことを目的にせず、今の年齢と貯金、家族構成に必要な保障を整理する場として使います。その場で契約せず、提案内容を持ち帰って家族と確認すれば、押し切られる心配も減ります。

毎月どこへお金が出ているか追いにくい場合は、家計簿アプリで銀行口座やカードの支出を見える化する方法もあります。

連携に不安がある人は、すべてを登録する必要はありません。無料範囲、運営会社、セキュリティ、解約方法を確認し、まず一つの口座や手入力から試すだけでも十分です。

電気やガスについては、検針票を手元に置き、電力会社比較サービスで年間使用量に近い条件を入力します。

表示された金額だけでなく、燃料費調整、契約期間、解約金、セット割の条件を読みます。比較結果は「すぐ変更する指示」ではなく、現在の契約を点検する材料です。

今の契約が高いのか、合っているのかを知るだけでも十分です。

  • 電力会社比較サービスで年間の目安を確認する
  • 電気代がどれくらい変わるか確認する
  • 今の電気・ガス契約を点検する

 

電力会社比較サービスで年間の目安を確認する

電気代やガス代は、我慢で減らすより、契約内容を確認するほうが安心です。検針票を手元に置いて、年間でどれくらい違うのかを見てから判断してください。

 

比較や相談を使っても、必ず安くなるとは限りません。暮らし方や地域、契約条件によっては、今の契約が合っていることもあります。それが分かるだけでも確認した意味があります。広告リンクを利用する場合も、広告先の条件と公式サイトの最新情報を読み、口コミだけで決めないようにしてください。

今日できる固定費見直しは、解約ではなく確認まででいい

今日のうちに、すべての契約を変える必要はありません。最初の行動は、通帳かカード明細を一つ開くことです。

紙を用意して、毎月の固定費合計、収入から固定費を引いた残り、固定費の年間総額を書きます。

分からない支払いには丸を付けます。金額が大きいものを上から3つ選び、契約書や公式サイトを確認する日を決めます。

家族に相談できるなら、一覧を見せて「解約したほうがいい?」ではなく、「この支払いは何のためだったか、一緒に確認してほしい」と頼むと話しやすくなります。

結論を急がず、目的を思い出すことから始めます。

見直しの途中で電話や訪問による勧誘が来ても、その場で契約しないでください。「今日だけ安い」「今すぐ変えないと損」と急かされたら、いったん電話を切り、会社名とサービス名を自分で調べます。固定費を減らしたい気持ちにつけ込む業者もいます。

数字を見ると、不安が消えるとは限りません。私も老後資金の残高を見れば、今でも心配になります。それでも、何にいくら出ているか分かれば、次の一手を考えられます。

見えない不安は大きくなりますが、見える数字は一つずつ扱えます。

月5,000円の見直しでも、1年では60,000円です。金額だけでなく、「自分で家計を確認できた」という安心も残ります。

年金生活でお金を守る方法は、派手なものばかりではありません。使っていない契約を止める。今のプランを確認する。必要な保障は残す。無理な節電をしない。家族と話す。

今日できるのは、3つの数字を書き出すところまで。それで十分です。暮らしの安心を削らず、出ていくお金だけを少しずつ整える。それが、物価高の中で老後資金を守る現実的な方法だと私は思っています。

通信費見直し: スマホ料金・インターネット回線の比較

保険見直し: 複数社比較、無料相談

家計簿アプリ: 固定費の自動分類、支出管理

電力会社比較: 電気代・ガス代の契約確認

クレジットカード整理: 年会費や固定支払いの確認

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